書画 †書 廣田弘毅書 †(同窓会館一階にある複写)
「浩々丹心輝万古」 2009年に、修猷館書道部OBOG会(墨猷会)のサイトに、東京修猷会幹事学年より問い合わせがあった。 同級生のところに広田弘毅の書があるが、くずし字なので読みかたを教えてほしいと。 サイト管理している菊池が対応したが、送られてきた写真が同窓会館に飾ってある書と同じに見えた。 早速、同窓会館に行き、額を下ろして確認すると印刷物だったので、東京のも確認してもらうと、やはり印刷物だった。 本物がどこにあるのかは、確認できていない。 また、文字自体は(「浩々丹心輝万古」とわかったが、菊池には、読み下し方がわからなかった。 そこで、昭和51年卒の平田道彦先輩に同級生の藪敏裕さん(岩手大学教育学部で中国哲学を研究)を紹介してもらい以下のようにご教示いただいた。 広田弘毅が、明代に不条理な刑で死した楊継盛に、自分の境遇を重ね、「浩々たる丹心万古を輝かす」(こうこうたるたんしんばんこをかがやかす)と読んだものであろう、と。
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