大橋五輪観戦記?

会員投稿: 2008年北京オリンピック観戦記 (その2)

2008/08/27

8月10日 男子サッカー予選(対ナイジェリア戦) in天津

サッカー予選 VSナイジェリア戦を送ります。

8/10(日) 今回は日本人応援者も多くの人が代表ジャージを纏い、
日の丸を持参しての応援でした。
天津での2試合目ということもあり、運営の方も相当反省会等を開いた
と思われ、ボランティアも日本人とみると日本語で案内してくれる等
かなり改善が進んだようでした。今回参加したボランティアは100万人と
言われていますが、偏見なしにみても、彼らはよくやっていました。勿論
無給。炎天下の中でも長時間たち続けて頑張っているし、日本人には
(代表ジャージやユニフォーム、日の丸を持っているので一目瞭然)
日本語で挨拶してくるし、(心の奥底までは見えませんが)、国と
国の関係は微妙でも、やはり市民レベルからの交流が一番理解し合える
早道ではないかなと改めて感じました。
更に米国戦の時、場内で売られていたビールは大半が常温でしたが
今回はちゃんと冷えていました。
売店はものすごい行列で、なかなか販売員がさばけてなく、長時間並ぶ
羽目になりましたが、人が少ないところがあったので、素早くそちらに
並びなおしました。
*こちらはマクドでも、列車の切符でも並ぶということをしない。どんどん割り
込んで来るのが一般的です。従ってモラルの高い気の弱い日本人は
どんどん割り込まれてしまいます。
そういう光景が日常なので行列の少ないところを目ざとく見つけて
並びなおすのはスマートな行為なのです。 

そう思って並びなおしたのですがどうやらそこは商品を渡す専用の場所だったようで
「ちゃんと並びなおせ」と言われてしまいました。
「!!!!」でしたがせっかくある程度まで進んだ列を放棄して来たのに
また最後尾に並びなおす羽目になりました。
それにしても中国の人から「ちゃんと並べ」と言われたのには
ショックでした。いつもは並ばない彼らをあきれ返って且つあきらめて
みていた自分がまさか彼らに・・・・・
しかしボランティアをはじめ、一般市民の中にも割り込み者に対して注意を
し始める人が出てきたのを目にして、この国も少しづつ意識が変わってきた
のかな?と感じましたね。いいことです。 

ところで試合内容のですが、米国戦よりは選手の動きもよく、最初は
こんなんで後半まで持つのか?とさえ思わせるような出来でした。
しかし皆さんも感じたようにゴールへの決定力はあきらかに不足。
同じシュートを打つにしても相手へ与えるのプレッシャーの度合いが違いました。
一方ナイジェリアは確実にゴールの枠を捉えるシュートを打ってきます。
これはボディブローのように効いてくるし、ハインリッヒの法則にもあるように
そのうち点が入る。時間の問題だなという様子でした。

あと個人の技術では天と地ほどの差があるわけではなく、ディフェンスなどは
それなりに機能していました。しかし、ギリギリにところでは体格差、身体能力
の差がものをいいました。ディフェンスで脚を伸ばしているのに脚が短いので
届かない、身長差でヘディングで取れない、サイドを抜こうとしても足の速さ
が違う etc  フィィジカル面で対等に闘えるようにならなければ
世界のトップグループには遠く及ばないと痛感しました。 

場内は米国戦以上に完全アウェー状態。甲子園球場でベイスターズの
応援をする方がまだましなくらいでした。
テレビでも聞かれた方いると思いますが「ガンバレ=加油(ジャアヨウ)」
*自国の応援は「加油中国(ジャアヨウ チュンゴウ」となります。
試合の間中「加油○△□☆:ナイジェリアのこと」と叫んでいました。
そのうちナイジェリア人が自国の国旗を持って10名ぐらいでスタンド内を
走り出しましたが、ものすごい大合唱「加油○△□☆」。またナイジェリア人も
中国国民を煽るのがうまい! 似た様な感性をしているのでしょうか?
そんな中、日の丸を持って走り回る日本人は皆無(まあ、出来る雰囲気では
決してない!それこそKY)
「ニッポンチャチャチャ」と数名で 3,4回合唱して自然消滅という応援スタイルが
あちらこちらに散在しているだけでした。
そのうち2対0になりナイジェリアの完勝ムード。場内を何度も何度もとウェーブが
続きました。 もうお祭り騒ぎの極地でした。
おまいら!試合に集中しろよ!と思っていました。(口にはしていません)
日本が1点返した時も、日本人以外は「・・・・・・」 これって黙殺?
立ち上がってガッツポーズをとる気力も萎えていました。

後半になると結構雨が降ってきて、出来たばかりのスタジアムの屋根から
あちらこちらで雨漏り。ナイジェリアの選手は濡れた芝に結構足をとられて
いたので、早い段階で雨が降ったならまた違った展開になったかも。

結局1-2で敗れ、日本の予選リーグ敗退が決まりました。
しかし、現状の力は出し切ったんではなかったでしょうか?
場内の異様な雰囲気に一刻も早くその場を立ち去ろうと思い(他の
多くの人も同様に思ったそうです。と同時にこんな国で仕事をしている
日本人の大変さを垣間見たそうです)
タクシーを拾おうとしましたが、丁度土砂降りでタクシーもつかまらず、
ズブ濡れになるし、道路はくるぶしまで冠水しているし、散々な目に合いました。
(*北京五輪で雨を降らせない為ロケットを相当数打ち込んでおり、
その余波を受けて天津などは毎晩決まった時間に激しい雷雨が数時間
続くという日が結構続きましたが、雨を降らせない理由のひとつに
勿論大会の運営もありますが一旦降ると、どうも道路の雨水排水の
キャパに問題があるのか道路が結構冠水するのでこれも目的のひとつでは
ないかと思います)

結構ハードな一日でした。 
お名前:
  • 大橋君の五輪観戦記を掲載しました. (→その1, →その2, →その3) -- 溝口 2008-08-29 (金) 07:36:52

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