このページは、合志会(修猷館高校昭和54年3月卒同級生会)サイトの一部です。

六光星のかたち 



S53年卒の上村功先輩に、由来などの文献などが存在することを教えていただきましたので、調査、情報更新の予定です。 きくち

2008年、合志会が総会担当学年となり準備していくなかで、六光星をデザインの中に取り入れる機会も多く、その描き方について迷うことがありましたので、これまでの理解の範囲で情報を掲載しておきます。 より詳細な情報、典拠、また間違いなどありましたら、こちら(記載者)宛ご指摘いただければ幸です。(記載 きくち1979卒)


六光星の元々の形は・・・


  • 正式にこれが原本というのがあるのではなく、星のとがった部分が60度よりやや鋭角になったものということのようです。
  • 原型と定められたものがなく、まちまちのものができあがるので、現(2008年当時)同窓会事務局の波呂さんが、選び、同窓会事務室に掲示して最近の標準としているのがこちら。(典拠不明) 

    六光星、最近の同窓会標準、典拠不明 

  • しかし、原型がなく、また星の尖りは60度に近いことから、デザインしやすい星の尖り60度を使用していることが多いようです。波呂さんが監修されている前回の名簿表紙もデザイン重視で六光星のとがりは60度です。

    六光星、2006年発行同窓会名簿表紙 


  • 六光星の記載で、より古いものということで、200周年記念菁莪特集号に、校章として掲載されいてるものがこちら。
    六光星、校章として館歌と共に掲載、200周年菁莪特集号
    (大きいサイズはこちら、file六光星、200周年菁莪特集号 大サイズ)

    • 校章としての記載なのでよりどころにするにはいいかもしれません。
    • 角度を測ろうといろいろ詳細にみていたら、描画が正確でなく非対称です。
      もっとも徽章自体がそれほど高い精度で作られていなかったであろうことを考えるとこの程度て充分だったかもしれません。
    • こちらの方がより尖っていて、館旗のに近いように感じますがどうでしょう。
    • 稜線部分の線幅分黒の部分が広めになっているため、星の中心部分の形に特徴があります。

  • 合志会幹事学年の2008年同窓会総会用に、この形にこだわって担当者(今井隆浩)が作成した名札シールがこちら。

    54nafuda.jpg

印刷する場合、また濃淡を反転させる場合は・・・


  • 最近の印刷物を見ると、デザインしやすいせいか、先端角60度ものが殆どです。印刷の際に問題になるのは影の付け方です。本来校章は立体的な物で、均質な表面の色ですが、平面にして描くために影を付けたり、枠線を引いたりすることになります。



  • まず、白地に、星を着色で印刷の場合は殆ど例外なく、

    star6.jpg

    着色の枠線に、このパターンの影の付け方となっています。



  • づきに、着色地に、星を白で抜く印刷の場合、大方はこちら、

    star6r.jpg

    枠線が白抜きとなるため、枠線も含めた星の形は左右が入れ替わります。
    この例にしたがっていないものも稀に見られます。しかし、同窓会の青法被追加注文の際に、この例にしたがっていなかったために作り直しになったということもあるようですから、やはりこちらが一般的ということでしょうか。


    近畿修猷会の六光星旗赤   近畿修猷会の六光星旗青
    (こちらは、近畿修猷会で使用されているものです)


  • 他に、星、地、共に着色の場合などもありますが、いずれにしろ、
    「星の上に突き出した部分の右側が影に見えるパターン」
    というのが、ほぼ標準と見なされているようです。
    2008年同窓会総会と同日にあった進路別研究会も我々合志会の担当だったので記念誌をつくりましたが、表紙の六光星の影が、何故かこちらの指定と逆になって刷り上がってきました。もったいないけれどもやはり刷り直しとなりました。
    完成した、正しい?、担当者の納得した、表紙はこちら。

    合志会担当進路別研究会まとめ冊子   星部分拡大



     明度が同じ場合はどうするか? は、悩んでみてください・・・


いろんな六光星

  • 六光星折り紙 ガンガン会企画
  • 千鳥饅頭に六光星 卆猷会(H2年卒)幹事学年 2019年6月2日(日) ゴルフ大会 参加賞
    2019年6月2日(日)、修猷館同窓会ゴルフ大会、参加賞。 (クリックで拡大)
     (写真提供 朋猷会(H4年卒)後藤健輔氏)

参考 六光星の徽章の由来 (修猷館高校ホームページ参考)

  • 明治27(1894)12月 制帽をドイツ帽型に変え,幅広白線を加え,六光星の徽章を制定。
  • 朱舜水の「楠公賛」の冒頭の句「日月麗乎天」より、日月と輝きを同じくする星の光に未来を荷う学生への希望を託したもの。北極星で、ゆるがぬ指針をこの星に仰ぐという意味がこめられているとも言われている。

参考 朱舜水の「楠公賛」


添付ファイル: file近畿六光星青.png 1236件 [詳細] file200star.jpg 2467件 [詳細] filestar6r.jpg 1382件 [詳細] file近畿六光星青60.png 1142件 [詳細] file6haro.jpg 1419件 [詳細] filestar6.jpg 1610件 [詳細] file六光星千鳥饅頭190602後藤rt.jpg 531件 [詳細] fileshinrohyoushi10.jpg 1248件 [詳細] file54nafuda.jpg 1346件 [詳細] file200star40.jpg 1866件 [詳細] fileshinrostar25.jpg 1257件 [詳細] file近畿六光星赤60.png 1121件 [詳細] file2005meibo10.jpg 1282件 [詳細]

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Last-modified: 2022-06-07 (火) 13:53:04 (682d)
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